わがまち百科

区内の名所から名物まで紹介します。

     

1/鶴見緑地
〜国内有数の広さを誇る都市公園〜

 昭和16年に計画開始、戦後昭和37
 年から買収を再開し昭和45年から造
 成がかいしされま  した。
 計画面積162万uと府下最大で、国
 内でもトップ クラスの都市公園です。
 平成2年4月1日から9月30日まで国
 際花と緑の 博覧会が開催されました。


 

2/鶴見の井路
〜ホタルが飛び交った水路〜

 戦後しばらくまで鶴見区の井路では
 「三枚板舟」が浮かび、夏には子供
 たちのかっこうの遊び場でした。
 橋の上から川底の砂が見えるほど
 で、うなぎ・どじょう・小魚がとれ、ホ
 タルが飛び交う美しい水路でした。
 現在でも浜から安田・茨田大宮にか
 けて昔の風情が一部残されています。


     

3/蘇った心斎橋
〜区民の「かけ橋として蘇った名橋〜

 明治6年3月、南区の長堀川に大阪
 で2番目、日本でも5番目の西洋風の
 鉄橋がかけられました。
 長さ37.1m・幅5.2mのドイツ製で巨
 大な弓形の桁で支えられています。
 昭和48年に復元され、満百歳にして
 鶴見緑地で再  建されました。
 鶴見緑地西口と緑連合を結ぶ歩行者
 専用の区民のかけ橋として蘇りました。

 

4/べっぴんもち
         〜野崎参りのおみやげ〜
 「べっぴん」とは「美しい」にひっか
 けた「特注品」といった意味で、つ
 ぶした大豆と砂糖を煮込んで竹串
 にさしたもちにたっぷりとつけたもの
 です。
 住吉まつりや野崎参りでの徳庵名
 物のみやげ物として有名です。
 現在ではJR学研都市線「徳庵駅」前
 に1軒のみが残るだけです。

     

5/野鳥のケリ
〜大阪で唯一残された生息地〜

 鶴見区は大阪市内で唯一残され
 た野鳥「ケリ」の生息地です。
 ケリは、チドリ目チドリ科の留鳥で
 3月から6月の産卵期には荒地や
 田畑の中に巣を作ります。
 鳴き声が「キリ キリ キリ」と聞こえ
 るところからケリと名付けられたとい
 われています。

 
6/大  楠
〜樹齢1000年の老木〜

 阿遅速雄神社の境内に巨大なく
 すの木があります。
 幹まわりがおよそ4m・樹齢が1千
 年ともいわれ ており、天然記念物
 に指定されています。
 大阪市では保存樹・保存樹林に指
 して守っています。

     


7/野崎参り
〜野崎参りは屋形舟で参ろう〜

 江戸時代の初期、これまで25年
 に1度だった野崎観音の特別開
 帳が毎年4月1日から8日間おこ
 なわれるようになりました。
 季節も良く、往来の眺めも美しく行
 楽がわりに近郷近在の人々がこぞ
 ってお参りし出店も出てにぎわった
 と伝えられています。
 当時陸路は徳庵堤、水路は大川か
 ら寝屋川か鯰江川のコースでした。

 

8/相  撲
〜風に舞う相撲のぼり〜

 河内相撲は昔から盛んで、かつては
 専門職の関取に混じって大阪場所で
 名をはせた素人力士も輩出しており、
 その名残りで大相撲の大阪場所ちか
 くになると放出大橋のたもとに三保が
 関部屋の稽古場が設けられています。
 大阪場所近くになると力士が自転車
 で走っている姿を見受けることもあり
 ます。